手巻き煙草をつくる冬

わたくしは喫煙者です。
煙草を吸う理由は、まずやめられないというのが一番、純粋に煙草が好きと言うのが二番です。
アダルティな雰囲気を醸し出しながら、頭のCPU使用率を0パーセントまで落とす。
百害あって一利なし、そんな煙草が好きです。

どうせやめられないのなら、趣味として楽しもう。
そう思って、手巻き煙草に手を出してみました。
実は数年前(年齢は伏せます)にも一度手を出したことがあるんですが、その時は長続きせず煙草の葉を腐らせてしまいました。
当時はいろいろあって精神的には忙しい毎日を送っていましたが、今は違います。
結婚して精神的な安らぎを得た今だからこそ、手巻き煙草をはじめようと思ったわけです。

興味を持った人のため & 備忘録程度に、以下に作り方を記しておきます。

1.ツールを用意する


まずは煙草作りに必要な道具を揃えましょう。
写真にあるのは、

・”BLACK DEVIL”のシャグ(煙草の葉)
・巻紙(青いやつ)
・フィルター(黄色いパッケージのやつ)
・ローラー(写真上部、白いやつ)
・シガレットケース(銀のやつ)

となっております。

シャグ、つまり煙草の葉は、何種類もあるので好きなものをチョイスしましょう。
詳しいことは分かりませんが、物によって刻み幅(葉っぱの細かさ)が違っていて、それによって口当たりが違うようです。
また、シャグの湿り具合によって燃焼速度とか味が違うとか、好きなだけこだわれるようになってます。

次に巻紙ですが、これもたくさん種類があります。
市販の煙草と同じような燃え方をする”フリーバーニング”と、ゆっくりと燃え口当たりをまろやかに変える”スローバーニング”とがあります。
ちょこっと調べてみたところ、”フリーバーニング”ってのは燃焼剤が配合されていて、よく燃えるらしい。
市販のものを吸ったときに鳴る「チリチリ」という音はこれが原因だと。
燃えやすい反面、へんな味がしてしまうので、手巻き煙草を趣味とする人の中でこのフリーバーニングを選ぶ人はあまり居ないんだそう。
“スローバーニング”はその名の通り、煙草がゆっくりゆっくりと燃える。
燃焼剤が入っていないので余計な味もしない。
反面、燃えにくいので放っておくと消えちゃう…ってことは経験したことがない。
ていうか、煙が以上に少なくなるわ、煙草が長持ちするわでいい事づくめです。
そのため、界隈ではこのスローバーニングが主流とされてるそうです。

で、フィルター。これはアリでもナシでもどっちでも良。
無い方がシャグ本来の味を楽しめますが、口に葉っぱが入ってくるし、人によってはキツく感じるかもしれない。
わたくしはどっちも好きです。サッサと吸いたいときはフィルターありで、リラックスしたいときはナシで吸ってます。
活性炭入りとか、メンソール入りとか、種類もたくさんあるのでここもこだわれます。

そしてローラー。実際に煙草を巻くためのツールです。
これはもっとも簡易的なもので、半自動のやつとか、モーターを使って完全自動で巻くやつとか、いろいろあります。
大きさもいろいろ。こだわっていこう。

シガレットケースはまぁ、なんでも良いかな。わたくしはシブい感じを出したかったのでシンプルなやつにしました。

2.シャグを取り出す


シャグは開けるとこんな感じに煙草の葉っぱが詰まってます。
“BLACK DEVIL”は甘い臭いが特徴なので、この時点で芳醇なココナッツミルクの香りがしています。


取り出してほぐしましょう。
シャグによって湿り気があるものと無いものがあり、これは結構湿り気のあるものでした。
なので、最初は取り出したてのさきいかみたいな感じで塊になって出てきます。
それだと困るので手できちんとほぐしましょう。
ほぐすためのツールもあるけど、いらんかな。

3.ローラーにシャグを詰める


いい感じにシャグがほぐれたら、ローラーにブチ込んでいきます。
このとき、シャグが均等になるようにしっかりと指でならしましょう。
一部だけシャグが詰まってなかったりすると巻いたときにそこだけもろくなって、吸いづらくなります。
大体1g程度が適量とされてますが、そこは好みです。
わたくしはフニャフニャするのが嫌なので結構ギチギチに詰める派です。
フィルターもお好みで。このときは使ってみました。

4.回転させ、巻紙を挟み込む


シャグを詰めたら、まずはその状態で2~3回ほどゆっくりとローラーを手前に回転させます。
するとシャグが煙草の形に固まってくれるので、そしたら巻紙を挟み込んでまた手前に回転させます。
巻紙には糊がついてるので、これを手前に持ってくるように。
最後、上の写真のような状態になったら、ねぶるか濡らすかして糊を利かします。
で、最後までゆっくりと、気の済むまで巻き込む。
あんまり巻が弱いとバラバラに崩れちゃいます。

5.完成



こちらが完成した写真。
市販のものよりも短く、少し細いですが、吸いごたえが全く違います。
あとスローバーニングを使用してるので、市販のものと同じくらいの時間吸えます。

手巻き煙草は経済的とかどうとか言われてますが、個人的にはほとんど変わんねーんじゃねーのと思ってます。
大体、自作する時間を時給に直したらむしろ損でしょ。
なので、わたくしはこの「無駄な手間」を楽しむようにしています。
「無駄」を楽しめるって、すごくお洒落じゃないですか。
非効率なこと、無意味なこと、そこに能動的に働きかけて自分で意味を見出すことこそ、大人のたしなみなんじゃないかなって。

つまりその、ベスパに乗るってことは、すごく大人ってこと。
考えてみれば、20代前半でベスパに乗ってる人のブログとか、見ないなぁ。

…老けてんの?わたくし…

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