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ベスパの時計を自作した話

ベスパが不動となった今、書けることが限られてきました。
そこで今回は納車一か月後くらいに作ったオリジナル時計の話をします。

PXには時計が無い
乗られている方は分かると思いますが、PXには時計が付いてません。
「別にいいじゃん」って思う方も居ると思いますけど、無いとなかなか不便なんですよね。
通勤とかにも使うし。
腕時計でもいいんですけど、ほら、ベスパって左でシフトチェンジするじゃないですか。
イマイチなんですよね。
だから自作しちゃいました。
とはいっても、既製品をキレイに塗っただけですが
備忘録程度に記しておきます。

◆無印良品の商品を使用
さすがに一から時計を自作できるほどIQは高くないので、無印良品で良さげな時計を探してそれを塗装しました。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337494527?searchno=20
こんなやつです。
わたくしはペンキ屋なので、塗装に関しての知識は少なからずあります。
大体なにをすれば良いかは分かってたのでラクでした。

◆手順
前置きがうまくキマったところで、実際の手順をご説明します。

1.分解して脱脂

脱脂してるところの写真取り忘れましたが、まずは分解です。
作りはクソ簡単なので、眼鏡ドライバー一本で分解できちゃいました。

脱脂は、バケツに台所用の中性洗剤をブチ込んで、30分ほどその中にパーツを沈めておきました。
これで油分なんかが落ちて、塗料がキレイに乗るということです。
塗装って、下準備の方が大切なんですよね。塗るのは別に失敗しても大丈夫です。
で、脱脂が完了した写真…があったんですけど、アホなことにわたくしの本名が出ちゃってたので消しました。
この時点でパーツをサンドペーパーで少し削って足がかかりを作ってやらなきゃいけないんですが、もともとザラザラだったので省きました。
ツルッツルのパーツだったらペーパー掛けは絶対必要です。後々の出来が全然違いまっせ~。

2.下塗り剤塗布

さて、色を付ける前にしっかりと下塗り剤を入れます。
塗装は下準備が命ですからね。
こちらはいろいろ調べて購入した、ホビー用のサーフェーサーです。
こちらはグレーですが、仕上げ色によってサーフェーサーの色も変えた方が良いです。
たとえば白く仕上げたいのにグレーのサーフェーサー使ってたら色が止まらなくて、3回とか塗る羽目になりますからね。


こちらがサーフェーサー塗布後の写真。
ちなみに、この時計の素材はABS樹脂といってまぁ簡単にいえば普通の樹脂です。
そのため、ラッカー系のものを使うとドロドロに溶けてしまいます。
確認がメンドクサイので曖昧な記憶で書きますが、たしかこれはなんだったかな。
忘れました。まぁアクリルとかエナメルとかその辺でしょう。
ラッカーじゃなかったはず。

で、塗ったら本当は1日くらい置いておくとベスト。
でもわたくしは類稀なるせっかちなので、30分後には仕上げ色塗っちゃいました。
大丈夫大丈夫。テキトーで平気平気。安心しろよ~。

3.仕上げ色塗布

さぁ、サーフェーサーが乾いたらようやく仕上げ色の塗布です。
わたくしのPXは真っ赤に燃えているので、時計も同じく真っ赤に仕上げます。
本当は車体カラーと同じドラゴンレッドが良かったんですが、入手が困難。
そのため、どこかのブログで拝見したデイトナのモンツァレッドで代用しました。
ツヤさえあればわかんないもんです。調色なんてしてられない!
あぁ、ちなみにやっぱりラッカー系はNGです。これはたしかエナメルだったかな~。
忘れた。


塗るとこんな感じです。
あまり近距離でバシバシ吹き付けると、膜厚がついちゃってボタンが死にます。
ひどいときは垂れたりするので、一回では仕上げず、薄~く2回から3回に分けて吹き付けてやります。
すると綺麗になりますよ。
まぁわたくしは類稀なるせっかちなので、インターバルは15分くらいにしましたけど。
本当はやっちゃいけませんよ。
そのあと指で触ったら指紋もついちゃったし。

4.完成

こちらが完成図です。
ボタンもしっかり押せるし、ツヤもあってキレイ。
また写真撮り忘れましたが、強力なネオジム磁石を裏にくっつけてあるので、それでベスパに固定してあります。
スチールモノコックならではのメリットですよね。
かなりスピード出したり、段差食らっても平気でした。
洗車の時や乗らないときは自宅に保管しておけます。
本当はデジタルじゃなくて、長針短針のアナログ時計が良かったんですけどね。
いいサイズのものがなかったし、おそらく振動で時間が狂ってくるだろうと思ったのでやめました。

ようやく誰かの為になるポストが書けたな